(S)鬼の下震
斐伊川支流の馬木川の中流に位置する、全長3kmにおよぶ大渓谷です。横田町の隣、仁多町にあります。
この渓谷は、馬木川の急流が河床の花崗岩を浸食して作られ、大きな岩の間を清流がところどころに瀑布や深渕を作って流れ、独特の景観をつくり出しています。この一帯の総面積3.3平方キロメートルは県立自然公園に指定されているほか、国の天然記念物・名勝にも指定されています。
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| (T)鬼の舌震 上流部 岩と岩の間から水が勢いよく噴き出して います。 |
(U)鬼の舌震 中景 この日は朝まで降り続いていた雨の 影響で、いつもより水量が多くなって います。 |
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| (V)河床 河の流れに沿って遊歩道が設け られており、独特の景観を楽しむ ことが出来ます。 |
(W)下流方向を望む 渓谷の下流には、周囲2.5kmの高尾ダムが あって、魚釣りを楽しむことも出来ます。 |
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| (X)壁面 水面からすぐ上は見上げるばかり の絶壁になっています。 |
(Y)烏帽子岩 鬼の舌震には、この烏帽子岩をはじめ、 風化水食された文字通りの奇岩怪岩が 渓谷いっぱいに連なっています。 |
| 鬼の舌震の由来 オニノシタブルイの由来について「出雲風土記」に次のような話が記されています。仁多町の南、阿井の里に玉日女命(たまひめのみこと)という美しい姫がいました。この姫に、日本海に住む和爾(ワニ)が恋してしまいました。ワニは夜な夜な日本海から斐伊川をさかのぼって、さらに馬木川を通って姫のもとに姿を見せるようになりました。 しかし、姫はワニを嫌い、ワニが姿を見せないように、馬木川を大岩でふさいでしまいました。ワニは、それでも一層激しく姫を恋い慕ったといいます。この、"ワニの恋ぶる(したぶる)"がなまって舌震(したぶるい)の名前が出来ました。 何やら恐ろしげな名前ですが、ワニの片想いの悲恋物語が由来となっているわけです。 |