8月9日(日)、「ワンダーフェスティバル'98 SUMMER」が開催されました。これまでお知らせしてきたとおり、今回ガイナックスも「ゼネプロ一日復活!」と銘打って参加してきました! そのレポートをお届けいたしまーす!


 ここ数年来のフィギュアブームの追い風を受けて、ワンフェスは急速にその規模を拡大しつつあります。今回は98年2月に行われた前回に比べて、出展ブース数、入場者数ともにほぼ倍増となり、前例のない盛り上がりを見せました。

 10時の開場とともにお客さんがドッと流れ込んでくると、ガイナックスブースにもあっというまに行列が。長らく入手不可能なキットばかりということもあり、飛ぶように売れていきます。「ナディア」も「トップ」も5年以上前の作品であるにもかかわらず、愛され続けているのだなあと、感涙にむせぶスタッフ一同。
 そして12時過ぎには早くも全種類完売! お買い上げくださった皆さん、本当にありがとうございました!


  発売されたガレージキットの完成品展示。イベント直前になって急遽ナディア関連のキットの発売も決定し、かなり豪華なラインナップとなりました。特に1/5タカヤノリコHGはかなりの人気!


 こちら、今回は販売されなかったけれども、ゼネプロ時代の商品の数々。年輩のお客さんたちが「おー、なつかしい〜」と目を細めながらご覧になってました。



 さてこの日は、ゼネプロ時代のガレージキットだけではなく、ガイナックスの最新ソフトも販売されました。特に、9月11日の正式発売にさきがけてこの日だけ特別に先行発売された『武勲』、また、この日のためだけに作られた限定版エヴァコレなどの商品が注目を集めていました。
 ガイナックスの人気キャラをプリントした特製カンバッジも大人気! あっという間にほとんどが売れてしまい、ブースの奥であわてて増産するという一幕も。

CD-ROM販売コーナーも大人気!

『武勲』、大塚康生CD-ROMに実際に触れられる体験コーナーもありました。

セル画展も行われました。エヴァ、ナディア、トップ、王立それぞれの貴重なセル画に、多くの方が真剣に視線を注いでくださいました。
森野達弥先生のイラスト入り「妖怪家族」カンバッジ。らぶりぃ〜!


そして、ゼネプロ、ガイナックスとくれば忘れてはならないのが「DAICONフィルム」。1981年に開かれたDAICONIII-第3回大阪SF大会こそが、すべての歴史のはじまりだったのです。
 ブースではDAICONIII、DAICONIVのオープニングアニメ、『快傑のーてんき』『愛国戦隊大日本』『八岐大蛇の逆襲』、名前は出せないけど庵野秀明主演でとても有名なあの作品など、歴代の名作が大型テレビで上映されました。

 DAICONフィルム作品関連の展示も行われました。↓こちらは、『愛国戦隊大日本』で使われたコスチュームなど。



↑こちらは『八岐大蛇の逆襲』関連アイテム。あの宇宙人たちのパペットもありました。
 DAICONIII、DAICONIVのオープニングアニメ、『快傑のーてんき』『愛国戦隊大日本』『八岐大蛇の逆襲』など、歴代の名作が大型テレビで上映されました。テレビの前には、常時100人近い人だかりができるほどの大人気!
 

 そんなこんなで、大盛り上がりのうちに終わったワンダーフェスティバル'98 SUMMER。久しぶりにガレージキットファンのみんなの熱い想いをじかに感じることができ、スタッフ一同にとっても充実した一日でした!


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