●羽内谷かんな流し本場址
Hanaidani Kanna-Nagasi Honba

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(K)かんな流し本場址

本場とは、たたら製鉄の原料である砂鉄をかんな流し(水洗比重選鉱法)によって採取する施設を指します。4カ所の砂溜と下に続く大池、中池、乙池、樋と呼ばれる長方形の溝で砂鉄を順番に沈殿させ、選別していきます。
この本場址は、現存する遺構としては全国で唯一のものです。






(L)羽内谷
ここは奥出雲・横田町の東端に位置
し、鳥取県の日南町に近いです。
(M)羽内谷 第1出切
上流で採取された砂鉄は、ここ
から選別がはじまります。






(N)第2出切 1
第1出切と第2出切の接続点です。
ここで「足水」と呼ばれるきれいな
水を加え、撹拌します。
(O)第2出切 2
ここを流れる間に比重の重い砂鉄分が
下部に沈殿し、軽い土砂と分離していき
ます。






(P)大池 1
第2出切と大池の接続点です。
ここでも「足水」が加えられます。
(Q)大池 仕切板
大池の途中にある仕切板です。
これで水の流れを調整します。






(R)中池
画面向こう側が大池、手前側に乙池があります。
池の終わりの方になると、砂鉄分は最終的に90%位にまで高まります。
ここは、最盛期には一日2〜4トンもの砂鉄を採取していました。昭和47年に
稼働を終えましたが、いつでも再開できるように保存されています。
この本場址は、横田町の町指定文化財にもなっています。








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