「もののけ姫」の舞台設定のひとつとして、屋久島の照葉樹林がモデルとなりました。
屋久島は、東京から約1,000km、鹿児島市の南方135kmに位置する周囲130kmほどの小さな島ですが、九州最高峰の宮之浦岳(標高1935m)をはじめ、1500mを越す山々がそびえています。平地は黒潮の影響を受け亜熱帯性の気候ですが、宮之浦岳の山頂付近は北海道と同等の気候といわれ、厳寒期には積雪を観測することも出来ます。
屋久島は、平成5年、白神山地とともに、ユネスコ世界遺産条約の自然遺産として日本で初めて登録されました。自然遺産の登録地は約10,000ヘクタール、そのうち山頂と海岸付近を除いた地域の6割ほどが屋久杉の育つ森であるといわれます。
ここでは、屋久杉や宮之浦岳など、幾つかの風景をピックアップしてみました。
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